★☆七夕伝説☆★
このページは、知人の3721VXさんのご厚意により製作いたしました。
以下は、3721VXさん執筆の旅日記です。
<文：3721VXさん・編集：元多武峯線ユーザー>
<写真はすべて2006年7月7日/3721VXさん撮影・無断転載を禁じます>
☆七夕伝説！！京阪電車「準急ひこぼし」と「K特急おりひめ」の出会い
7/7の行事といえば七夕。
京阪はいつの頃からか7/7の夕方に「準急ひこぼし」と「K特急おりひめ」を並べる（再会させる）イベントを始めた。
駅はお祭り状態となっていて鉄道ファンだけでなく地元の人や京阪沿線に住んでいそうな親子も「おりひめ」「ひこぼし」の再会を一目見ようとホームに入っていて、私市駅は人であふれかえっていた。
駅では「年に一回、ひこぼし と おりひめ が約5分の間だけ再会します……ただいま おりひめ は郡津駅を発車して、ひこぼし は枚方市駅を発車し、順調に私市駅へと向かっています」という放送が流れていた。
19:00前になり「臨時K特急おりひめ」が到着。1900系の特急色である。19:00を過ぎて駅の放送で「まもなく おりひめ と ひこぼし が再会します」と流れ、隣りのホームに天満橋発の「準急ひこぼし」が到着。この車両は1900系の一般色である。約5分程の間に並びを撮ろうとするが人の多さで難しく、係員が順番に撮るように誘導してくれた。
19:08分になり「ひこぼし」側の看板は収納されて折返し枚方市行き普通（定期列車）となって発車した。その3分後の19:11分に「ひこぼし」の後を追うかのように「臨時K特急おりひめ-天満橋行き」が私市を発車する。
 | 「ひこぼし」と「おりひめ」のつかの間の再会
<私市> |
★臨時K特急おりひめ乗車記（充当車：1900系特急色-乗車車両1929）
19:11に私市を発車。警笛を鳴らしながらゆっくり加速していく。
車内には1900系の過去の写真が多数展示されていて、多くのファンが興味深く見ていた。枚方市までの交野線内は各駅に停まっていく。
交野線内の駅で、この臨時K特急を撮影している人もたくさんいた。
枚方市で本線からの準急を先行させる為に約3分程停車。この間に写真を撮りに行く人がたくさんいた。
枚方市を発車して香里園付近まではやや減速気味で走る。前に準急が走っているからなのか。萱島を通過して複々線に入りやや速度が高くなる。守口市を通過してさらに速度が上がる。土井を通過すると京橋手前まで直線が続く為、1900系は力強くモーターを唸らせながら快走する。
京橋で人が一気に人が降りる。停車時間はわずかで、すぐに発車。19:46に天満橋到着。ホームで自然に撮影会となりカメラを持った人達であふれている。京都方面行きの電車が警笛を鳴らしながら入線してくる。1900系は折返し回送となるが運転士さんは発車ギリギリまで回送看板の取付けを待ってくれていた。
1900系は今年で誕生50年を迎えた。
しかし10000系が増備されて5月中に2編成を残して多くの仲間が現役を引退したが、元気な間はいつまでも走り続けてほしいと思う。
鉄道旅日記メニューへ戻る
